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アルミホイールの査定評価

 標準装備やディーラーオプション、社外ホイールなど、、 愛車のドレスアップパーツには欠かせないアルミホイール。

 ところでこういったアルミホイール、やはり付けていると査定評価は上がったりするの? どのくらい上がる? (付加価値)

 その他、傷が入っている場合は? (腐食や変形等も含む)

オプション品なら可能性あり

 新車時からの標準装備車、もしくは標準装備モデルの場合は、予めグレード別の評価に含まれておりますので、付いているからと言って特に優遇されることはありませんが、メーカーオプション品や社外のアフター品を装着されている場合には、ケースバイでプラス査定してくれる場合もあるでしょう。

 例えば 日本自動車査定協会基準では--

 19インチ以上のアルミだと、新しいもので最大で90点の加点、最低でも30点の加点。 18インチだとそれぞれが最大80点の下が20。 17インチは70点-10点。 16インチは60点-5点。 15インチ45-0、14インチ40-0、、 とまあこんな感じで、装着されているインチ数に合わせプラス評価される仕組みになっており、(4本ワンセットの点数。インチアップサイズも含む。輸入車は除く)

 場合によってはそこそこの好評価も期待できるでしょう。

 ちなみに、10点あたり1万円で換算すれば おおよそのアップ額を算出することも可能です。

 但し! これらはあくまで ”建前” であって現実は異なる場合も多いでしょう。(良い意味でも悪い意味でも)

 先ずそもそもは〜 こういった日本自動車査定協会基準で査定を行っていないお店も多いですし、(全国にある半数以上、大半のお店がそうでしょう)

 新車ディーラー系では、社外パーツは時としてマイナス評価の対象となることもありますし、

 その他、お店によって、、 アルミのメーカー・グレードやデザイン、ドレスアップのバランス等を重視し、それらに応じて評価が変動することも多く、、(お店の好みに合えば、期待以上の高評価を得られるかも〜 という反面、好みに合わない、もしくはバランスがイマイチしっくり来ない〜 と言った場合には、無評価、あるいはマイナス評価なんて可能性も。。)

 ちなみに、元の純正ホイールが残っていればマイナス評価は回避できるかもしれません。

 つまり、実際は査定を行うお店によってその可能性は大きく上下するであろうと考えられ、

 まあお店各々で実際に査定してみてもらわないことには、何とも言えないのが正直なところでしょう。

アルミの傷や腐食など

 それから傷が入っている場合の評価。

 日本自動車査定協会基準では--

 一般的なキズ、腐食(白く粉を吹いたようなものがアルミの腐食。また表面が剥がれかけているものも)、亀裂、変形、、 ここら辺りは ”交換” 前提で査定されるため、かなり大幅な減額査定(マイナス査定)となるでしょう。

 例えば〜 19インチ以上だと1本あたり47点の減点評価。 18インチで38点、17インチ32点、16インチ29点、15インチ23点、14インチ21点、、 と、こんな具合に。(いずれも1本あたりの減点)

 なお、こちらも10点あたり1万円で換算すれば おおよそのダウン額を算出することも可能です。

 ただ、それらに該当しない ”薄い擦り傷” や ”くすみ” 程度であれば 対し価値減点となり、そこまでは大きく減点評価されることはないでしょう。

 ちなみにその価値減点扱いになった場合には〜 19インチ以上だと1本あたり12点の減点評価。 18インチで10点、17インチ8点、16インチ7点、15インチ6点、14インチ5点、、 とまあこんな感じでしょう。(いずれも1本あたりの減点)

 但し! これらもあくまで日本自動車査定協会基準。

 お店によっては、ここら辺りも上記付加価値査定と同じく〜 大きく上下変動するでしょうから、(その辺り細かい事由などにつきましては、上記アルミの付加価値評価にて)

 その辺りは十分お含みおきのほどを。

 さすがにプラス査定は無いでしょうが、評価の下げ方や下げ幅、細かい基準、、 等々、お店によって色々と変わってくるでしょう。
 ちなみに、一旦付加価値でプラス評価を受けた場合には、傷などは、そこからマイナス評価が差し引き相殺されるような形となるでしょう。
 なお、ここで挙げた日本自動車査定協会基準につきましては、2015年現在の基準となります。 以後は改定(修正変更)などによって内容に相違が出る可能性も御座います。 予めご了承等の上ご参考願います。
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 なお、ここで触れます全ての情報はあくまで一例であり、また全てにおいて必ずしもではない事にも予めご留意ください。

当ブログは私が執筆しております

業界20年超の自動車販売店経営者。 もちろんお店は日本自動車査定協会認定の査定業務実施店、かつ私個人も中古自動車査定士資格保有者。 本業人ならではの視点と知識をぎっしり詰め込み執筆しております。

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